[日本文化]茶書研究・茶道体験「和雪庵」

初めての方へ。

簡単な説明と、薄茶の一通りを細かなことを省略しながら、全体の流れを体験できます。
また、動きなどの資料もご用意していますので、安心してご参加下さい。

資料参考

和雪庵について

ここは由緒ある茶室ではありません。
ここはモダンな茶室でもありません。
ここは暮らしの”お茶”を感じる茶室です。

白山市博労、旧北国街道に近く、約100年の人の営みを見てきた古民家。
先代は母屋の広間に炉をきり、庭には灯籠や蹲を据えて茶道のできる空間へと設えました。しばらく主のいない時間を経て、2017年初夏からすすめてきた改修工事も終わり、茶道・茶席体験『和雪庵』として新しい営みが始まりました。

和雪庵は、石川県白山市(旧松任市)にて築約100年の町家を修繕し、茶書研究と勉強会、そして研究に基づいた茶道教室を行っています。

茶道とビジネスは切れない縁で繋がっており、商家でもある千家の祖、利休が現代の基礎を作り上げる役割を果たしました。 客側での対応を求められる事が多いイメージの茶道ですが、迎える側の対応は、現代ビジネスシーンと同じよう、「情報収集」「下準備」「当日対応」「後日対応」の流れを一通り行います。反面、客側もそのことを察する相応の対応が本来は求められ、双方の気遣い度合いから商談の優越が決まることが中世の習わしでした。

こうした中世の茶の湯文化を儀式化したものが現代の茶道です。道具をはじめ、その所作、空間を構成する様々な小物の他、建築様式、庭、建具などを総合的に組み合わせることで成り立つ演出を基本的な考えとして、現代に取り込むことができるよう、茶道教室ではなく体験の場として開放して、みなさんと日本文化ならではの茶道をもっと自然に、生活の中に溶け込んでいけるよう、日々研究と共に取り組んでいます。

茶道体験は完全予約制になります。ご希望日の1週間前までにお申し込み下さい。

基本料金¥6,000円〜/人 (体験内容のご相談により料金は変動します)
※ご予約確定後、和雪庵より決済用URLのメールをお送りします。

駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用いただくか、市営松任中央駐車場(有料)をご利用ください。流派は表千家です。

アクセス:IRいしかわ鉄道 松任駅下車徒歩約10分
(Mattou.ST on IR Ishikawa line)

和雪庵庵主 伊藤宗㵎(茶書研究会所属/同門会京都支部所属)